無添加のドッグフードについて
無添加のドッグフードと聞いて、何を期待されるでしょうか。
おそらく、酸化防止剤、保存料、着色料、香料が使われていないドッグフードだと思われるでしょう。
しかし、添加物を使っていないドッグフードは、おそらく存在しません。
添加物を使用しないと、例えば、カビや細菌が繁殖したり、腐敗や酸化が早まります。
また、食材どうしが混ざらなかったり、固まらなかったり、均一の大きさにならなかったりもします。
栄養強化のために配合されたビタミン類も添加物です。
そこで、一定のルールを設けて添加物を使用しているのが実情です。
パッケージに「無添加」と書かれているドッグフードがあるけど
「無添加」の文字を表示することは、製造業者の任意となっています。
人工添加物を使っていないことで無添加としているものもあります。
しかし、原材料を見ると、天然添加物の保存料が使用されています。
人工添加物が悪で、天然添加物が良いとは限りません。
ですので、「無添加」の文字にとびつかず、何が無添加なのか確かめるようにしましょう。