【カルドメック チュアブル】(ハートガードプラス)の詳細情報/副作用など

多くの動物病院で処方される「カルドメック チュアブル」は、海外では「ハートガードプラス」という名前で販売されています。
 
フィラリア症の予防と回虫、鈎虫(こうちゅう)の予防・駆除によく効くお薬です。
 
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角切りビーフタイプで与えやすいのですが、動物医薬品検査所(農林水産省)に寄せられた報告によれば、喉に詰まらせて死亡した例が数件あります。
 
特に中型犬以下では注意してください。
 
また、「カルドメック チュアブル」の成分であるイベルメクチンの影響で「パノラミス」と併用すると、なんらかの副作用が起こる可能性があります。
 
以下、「カルドメック チュアブル」の副作用などの詳細を記載しておきます。
 
個人輸入される場合は、特によく読んで用法・用量を間違わないようにしてください。
 

主成分
ピランテルパモ酸塩 81mg/1錠(約2.47g)
イベルメクチン 0.034mg/1錠(約2.47g)

効能効果
犬糸状虫の寄生予防、犬回虫及び犬鉤虫の駆除

使用上の注意
【一般的注意】

(1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方せん・指示により使用すること。

(2)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

(3)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

【使用者に対する注意】

誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

【犬に対する注意】

1 制限事項
(1)本剤の投与前には健康状態について検査し、異常のある犬には投与しないこと。

(2)本剤の投与前には犬糸状虫感染の有無を集虫法、抗原検査法等により検査し、犬糸状虫感染犬に投与する場合は、成虫及びミクロフィラリアを駆除するなど適切な処置を行い、慎重に投与すること。

(3)本剤は離乳前の子犬には投与しないこと。

(4)コリー犬及びその系統の犬種に対し、イベルメクチンが神経毒性を示すおそれがあるという報告があることから、コリー犬及びその系統の犬種に投与する際は慎重投与すること。

2 副作用
(1)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(2)本剤の投与により、食欲不振、嘔吐、下痢(軟便)、元気消失、歩様異常、痙攣及び流涎がみられることがある。

(3)本剤を犬糸状虫感染犬に投与することにより、急性犬糸状虫症(大静脈症候群)、食欲不振、嘔吐、下痢(軟便)、元気消失、歩様異常、痙攣、流涎及び皮膚アレルギー症状(発赤・そう痒)がみられることがある。

3 相互作用
本剤を他の犬糸状虫症予防薬あるいは犬回虫、犬鉤虫駆虫薬と併用しないこと。

4 適用上の注意
(1)過剰投与にならないように、本剤の投与前には体重を測定すること。

(2)本剤は犬糸状虫成虫には効果がないため、成虫駆除を目的として使用しないこと。

(3)本剤は犬によく噛ませるようにして与えること。普段から食物を噛まずに飲み込む傾向のある犬には、本剤を細かく割ってその全てを与えること。

【保管上の注意】

(1)小児の手の届かないところに保管すること。

(2)本剤の保管は高温及び多湿を避けること。

(3)光を避けて保管すること。
 
動物医薬品検査所より

 
 
ハートガードプラス(HeartGardPlus) 12kg未満用

 
ハートガードプラス(HeartGardPlus) 12kg~23kg用

 
ハートガードプラス(HeartGardPlus) 23kg~46kg用

 
 
http://mizuing.net/blog/archives/16
 
http://mizuing.net/blog/archives/1657
 
 
 

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