2週間効く抗生物質「コンベニア」の死亡事例

 

うちの愛犬は、子宮内膜炎と気管支拡張症の2つ持病があります。

 

どちらが原因なのか、それとも別に原因があるのかわからず、白血球数が増えたり減ったりを繰り返しています。

 

それで、抗生物質と消炎剤を投与しています。

 

あるとき獣医さんが、「補助的に2週間効く抗生物質を注射します。」と言われたので、言われるまま注射をしてもらいました。

 

そんなのがあるなら早く言ってよ!

 

薬を飲ませるのに苦労しているのに!

 

注射をした後、調子が悪くなったということもなく、かえって食欲も出てきて,走り回るようになったので、この注射のおかげかなと思っています。

 

ただ、白血球数は落ち着くことはなく、2万前後から3万台を行ったり来たり、多い時は5万台まで上昇します。

 

その抗生物質の注射液の名前が「コンベニア」ということがわかたので、なにげなしに「コンベニア」で検索してみました。

 

<コンベニアの検索結果>
なんと、注射をうった直後に死亡している事例があるではないですか。

 

それもけっこうな数。

 

そこで、農林水産省動物医薬品検査所のサイトで、他に死亡事例がないか調べてみました。

 

報告があった分だけですので、実際はもっと多いと思われます。

 

2016年(一部2017年)の事例


2017/2/17

猫(アメリカン・ショートヘア )5歳(メス、避妊)
投与の目的:膀胱炎を疑う血尿
投与後30分未満に死亡
獣医師の意見:コンべニア注射によるアナフィラキシー反応と考える。


2016/10/28

猫(雑種) 1歳(オス)
投与の目的:風邪(鼻水)治療
投与後24時間未満に死亡
獣医師の意見:コンベニア投与後に嘔吐が始まったので影響はあったように感じる。


2016/5/17
犬(マルチーズ ) 11歳(オス)
投与の目的:イボが潰れた部位の細菌性感染症の治療と2次感染の予防
投与後呼吸困難、肺水腫の後回復
獣医師の意見:過去に1度コンベニア注を投与し、その際に副作用は確認されなかった。
過去のコンベニア注の投与で獲得した何かが、影響しているとも考えられる。


2016/3/2
犬(バグ) 7歳(メス)
投与の目的:膀胱炎、血尿
投与後12時間未満に死亡
獣医師の意見:コンベニア注投与後のことなので、薬剤による影響は否定できない。


2016/2/22
犬(ポメラニアン) 15歳(オス、去勢)
投与の目的:慢性上部呼吸器疾患
投与後24時間未満に死亡
獣医師の意見:因果関係は不明


2016/3/6
猫(雑種) 9月齢(メス、避妊)
投与の目的:不妊手術後の細菌感染症の予防
痙攣、食欲廃絶後回復
獣医師の意見:過去より当該製品を使用しているが初めての事例。因果関係がわからない。


 

さらに詳しく、また、他の年度の事例を見るには

農林水産省動物医薬品検査所のホームページを開いて

 

 

「副作用情報データベース」をクリック

 

 

品名のらんに「コンベニア」と入力して「GO」ボタンを押します。

 

 

 

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