犬のあくびには2種類あります。
一つは、眠いとき。
リラックスした姿勢であくびをしているときは、「眠い」のサイン。
まぶたが閉じるのをこらえながらも、首をコックリ、コックリと動かしている姿を見ていると癒やされますね。
もう一つは、カーミングシグナルと呼ばれるあくび。
カーミング(calming)は「落ち着かせる」、シグナル(signal)は「信号」という意味です。
つまり、自分、または、相手を落ちすかせる合図の“あくび”というのがあります。
例えば、知らない人に抱っこされたときに、あくびをすれば、犬は「嫌だなー」と思っている可能性が大きいです。
知らない人でなくても、飼い主・家族に抱っこされたときにあくびをするときがあります。
同じように、下に降ろしてというサインです。
また、犬に吠えられたときにあくびをすれば、「まあまあ、そんなに興奮せずに落ち着けよ!」というサインです。
【まとめ】
犬が眠いとき以外にあくびをすれば、次のような気持の表れです。
・不安
・緊張
・やめてほしい
・落ち着いてほしい
何度も生あくびをする場合は、なんらかの病気が潜んでいることも考えられます。
記事元
あくびで分かる犬の気持ち(産経ニュース)