毛皮を着替える
ネットでは、愛猫が亡くなったと掲示板やSNSで報告すると、誰かが必ず「毛皮を着替え帰ってくるよ(戻ってくるよ)」と、慰めの言葉を書き込みます。
また、「亡くなった愛猫が夢に現れて、「今帰るよ」って言ったその朝、どこから来たのか、人なつっこい猫が現れて、そのままま飼い猫になったと言う話を聞いた。」というようなことを書き込む人も。
「毛皮を着替える」という表現は、ペット全体に使われますが、圧倒的に猫が多いようです。それだけ猫というのは神秘的なのでしょう。
逆に、亡くなったペットは、天国の手前で飼い主を待っているという話もあります。
虹の橋
元になっているのは、『虹の橋』という詩です。
作者不詳の詩で、いつの頃からか、ペットを失った動物愛好家の間で広く知られるようになりました。
その内容は、次のようになっています。
この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。
一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。
死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく。
「Weblio辞書」より
この詩の原文と和訳は、次のサイトで見ることができます。
虹の橋(和訳) Rainbow Bridge
虹の橋~Rainbow Bridge~