猫の長寿記録について調べた記事が掲載されいましたので、ご紹介します。
現在、ギネス世界記録に登録されている最長寿の猫は、Creme Puff（クリーム・パフ）という名前のメス猫です。
38歳と３日生きました（1967年8月3日～2005年8月6日） 。
これを人間の年齢に換算すると、168歳になります。約170歳ですね。
猫の平均寿命は、最近のデータでは、室内飼いで16歳、屋外飼いで13.2歳です。
人間の年齢に換算すると、それぞれ、80歳と68歳位です。
野良猫の場合は、飼い猫の約半分から３分の１ほどと言われています。
これらからすると、いかにクリーム・パフが、驚きの長寿であったかが分かります。
もう一つ驚きなのが、クリーム・パフは、ベーコン＆エッグ、アスパラガス、ブロッコリーそしてクリームたっぷりのコーヒーなど、一風変わった食べ物を食べていたそうです。
ベーコンやコーヒーは、猫に与えてはいけない食材ですよね。
しかし、クリーム・パフの飼い主さんは、長寿記録（34才２ヶ月・1964～1998年、人間の150歳）を保有していた猫を飼っていた経験があるというのですから、飼い主さんに「間違った食事ですよ」とは言いにくいかもしれません。
欧米で誰もが知っていることわざに”A cat has nine lives（猫は9つの命を持っている）”というものがあります。この言葉の起源ははっきりとはわかっていませんが、猫の危機回避能力が非常にすぐれているためであると言われ、シェイクスピアの有名な戯曲「ロミオとジュリエット」の一節にも、猫王が9つの命を持つものとして描かれています。それほどに、猫は本来強い生命力を持っているという事なのでしょう。
記事元
猫の最長寿記録～人間の170歳まで生きた猫（Guinness World Records）
