先住猫と新入り猫の対面のさせ方

猫の飼い主さんは、多頭飼いをする傾向にあります。
 
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「多頭飼いしている」「多頭飼いしていた」割合を合わせると、7割の飼い主さんが、多頭飼いの経験があります。
 


 
多頭飼いする理由としてもっとも多いのは、「猫が寂しくならないように」でしょう。
 
ただ、自然界では、猫は単独行動をするので、独りを寂しいと感じることはありません。
 
でも、大きな声をだすわけでもなく、犬ほど世話がかからないので飼いやすいという理由もあるでしょう。
 

先住猫と新入り猫の対面のさせ方-その前に-

先住猫は若い方がよく、理想的なのは1歳以下が望ましいそうです。
 
先住猫は、新しい猫の存在によるストレスで体調を壊すことがあるので、10歳を超える老猫が先住猫の場合は勧められません。
 

先住猫と新入り猫の対面のさせ方

以下は、日曜日に新しい猫が来たと想定しての手順です。
 

1.(日)後輩猫が家に来たら、すぐにキャリーからは出さないようにしましょう。先輩猫は実際に面会しなくとも新しい猫が来たことを匂いで察知します。初日は、後輩猫に別の部屋で過ごしてもらうと良いですね。
 
2.(月)後輩猫をキャリーから出さずに、さらにキャリーにタオルをかけ目が合わない状態で、先輩猫を部屋に入れましょう。先輩猫は匂いを嗅いだり、キャリーの周囲をぐるぐると回ったりするでしょう。この時、すでに先輩猫がシャーと威嚇するかもしれません。
 
3.(火)ここまで慣れたらいよいよ面会させましょう。嫌なら逃げられるよう、先輩猫は自由に行動できる状態にしておきます。後輩猫はキャリーの中にいれた状態で、タオルを取りましょう。決して無理に近寄せることなく、先輩猫が自分の意思で近くへ行くのを待ちましょう。
 
4.(水)最後の段階です。いよいよ後輩猫をケージから出します。ここまで慎重に手順を踏んでも、いきなり喧嘩をすることがありますので注意しましょう。この時オヤツをあげると、猫たちの気が紛れて良いです。初日は短時間の交流にとどめ、その後別々のお部屋へ。それから時間をかけて、徐々に一緒にいる時間を増やしましょう。(マイナビニュースより)

 
先住猫にとっては、自分のテリトリーに入ってこられるわけですので、先住猫の気持ちを尊重して、慎重に焦らず対面させることが大切です。
 


 
記事元
先住猫と新入り猫の対面のさせ方を獣医師が解説(マイナビニュース)
 
 
 

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