犬の4本足の関節が人間と同じではないので、機能的にハグという行動がとれません。
そのため、ハグは犬にとって不快であり、恐怖心すら覚えるので嫌がるのです。
また、下の写真のような抱っこも、本来は嫌なはずです。
一つは、ハグを嫌がる理由と同じです。
また、犬は高い所が苦手だというのが二つ目の理由です。
犬を抱っこするときは、大型犬は別として、下の写真のようにするのが基本です。
右手で犬の後ろ足を支え、前足は腕にかかっています。
犬は、足が宙に浮くことを嫌います。
もちろん、ハグもどんな形の抱っこも大好きという犬もいます。
それはそれで、愛犬が喜んでいるならオッケー!
スポンサーリンク
参考にまで、抱っこが嫌なときにだす犬のサインをご紹介します。
犬認知科学者のアレクサンドラ・ホロウィッツ(Alexandra Horowitz)博士によります。
・耳を後にあげる
・くちびるをなめる(空気をなめるような動作)
・あくびをする
・クジラ目を見せる
・白目をむく
<犬のクジラ目とは>
犬が対象物を見ている状態で、少し頭を動かすことで白目が半月型になっている目のことをクジラ目よ呼んでいます。
犬がクジラ目をしているときは、不安やストレスを感じているときだと言われています。