昨日は、「愛犬にブドウを食べさせてよいか」という記事を書きました。
今日は、ブルちゃんのリクエストに応えて、ブルーベリーについて書きます。
まず、ブドウは、ブドウ科のつる性落葉低木であるのに対し、ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属シアノコカス節の落葉低木です。
ですので、ブドウとブルーベリーは別の植物です。
ブドウとブルーベリーの成分を比較してみましょう。
| ブドウ | ブルーベリー |
|
| エネルギー | 59kcal | 49cal |
| 水分 | 83.5g | 86.4g |
| たんぱく質 | 0.4g | 0.5g |
| 脂質 | 0.1g | 0.1g |
| 炭水化物 | 15.7g | 12.9.g |
| 灰分 | 0.3g | 0.1g |
| ナトリウム | 1mg | 1mg |
| カリウム | 130mg | 70mg |
| カルシウム | 6mg | 8mg |
| マグネシウム | 6mg | 5mg |
| リン | 15mg | 9mg |
| 鉄 | 0.1mg | 0.2mg |
| 亜鉛 | 0.1mg | 0.1mg |
| 銅 | 0.05mg | 0.04mg |
| β-カロテン |
21μg | 550μg |
| ビタミンB1 | 0.04mg | 0.03mg |
| ビタミンB2 | 0.01mg | 0.03mg |
| ビタミンB6 | 0.04mg | 0.05mg |
| ビタミンC |
2mg | 9mg |
| ビタミンD | 0 | 0 |
「ブルーベリー・ラズベリー・プルーンとぶどうの栄養素比較」より
http://emo-web.com/metabolic/drink/vs14.html
表のように、ブルーベリーには抗酸化作用のあるビタミンCとβ-カロテンが多く含まれています。
以上より、ブルーベリーは、ブドウとは別の植物であり、抗酸化作用のある栄養素を多く含むので、愛犬に食べさせても大丈夫なようです。
ただし、与えすぎると、軟便・下痢の原因になります。
尚、犬の目にはアントシアニンは効果がありません(『いぬのきもち』2012年9月号)。
与えるときは、皮をむかずに3粒程度(1日)
ドッグフード以外を与える時の基本「与えてよいかを迷ったら与えない」
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