昨年の10月から愛犬の咳が、良くなったり、少しひどくなったりを繰り返していました。
しかし、数日前から、少し動いたりすると「ガッ、ガッ、ガッ」と大きな咳をするようになったので、病院に連れて行きました。
昨年の4月に、乳腺がんの手術をしました。しかし、乳腺がんと関係があると思われる腫瘍が、肺に8mm程度あります。
前回と同じく、もしかしたらその腫瘍が急に大きくなっているためではないかと、気がきではありませんでした。
診察-レントゲン撮影-
肺と、気管支の映像を2枚撮られました。
レントゲンの結果
肺の腫瘍は変わらず、約8mmのままでした(ホッ)。
気管支の一部が白くなっていました。気管支粘膜に炎症が診られるとのことでした。この炎症を起こしている粘膜、いわゆる「たん」を吐き出そうとして咳をしているようです。
上が、昨年の10月に撮影されたレントゲン写真で、下が今回のレントゲン写真です。
今回の方が、気管に白い影が多いのがわかります。
治療
去痰(きょたん)剤や炎症を抑える薬を飲ませることになりました。
薬
「プレドニゾロン」を処方するにあたって、白血球検査がありました。正常値の範囲内ですが、少し高めでした。ステロイド系のこの薬を服用すると、白血球の量が増えるそうです。
費用
レントゲン…2枚 4,000円
薬…6,560円
白血球検査…1,500円
(合計)12,060円
待合室で、愛犬とレントゲンの結果を待っていると、愛犬が「ガッ、ガッ、ガッ」と咳をし出しました。先生が気管支を刺激しても咳をしなかったのに。
すると先生が、受付の窓口から、ニコニコしながら覗いていました。そして、私の前に座っていた女性が後ろを振り向いて、「うちの子と同じ咳をするわ」と言っていました。その女性がだっこしていたシーズーちゃんも舌を出してニコニコしながら、うちの愛犬を見ていました(笑)。
先生のニコニコ、女性の言葉、シーズーちゃんのニコニコでとても気が休まり、落ち着いてレントゲンの結果を待つことができました。
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