猫といえば、マイペース、気分屋などという負のイメージで語られることがありますが、私たちを健康で幸せにしてくれる存在であることは、愛猫家なら気づいておられるでしょう。
それを具体的に11にまとめた記事をご紹介します。
1.猫はあなたの心臓を健康に保つ
ミネソタ大学心臓病研究所の調査によると、猫を飼っている人は、飼っていない人よりも心臓発作による死亡率が30パーセント低いそうです。そして、猫を飼育すると、脳卒中を含むすべての心血管疾患による死の危険の減少につながると結論づけています。
2.猫はうたた寝の創案者である
昼寝をすると、注意力、記憶力、創造力、生産性、さらに精神面全体に驚異的に効果があります。うたた寝をしている猫の横にいると、心地よい20分の休憩を取る気になるかも知れません。
3.猫は失敗を引きずらない
どれだけ落ちようと、猫は常に起き上がり、再び挑もうとします。不屈の精神を持っていると言えますね。また、いつくか過ちをおかしただけではあきらめてしまう理由にはならないということを、人間よりもよく知っているようです。
4.猫がのどを鳴らすのを聞くと自然と神経が和らぐ
猫がのどを鳴らすことが、飼い主のストレスを和らげ、同様に血圧も下げる効果があることが明らかになっています。
5.猫は今この瞬間のことしか考えない
猫は、時には数時間も静止した状態で座り続けていることがあります。猫は、心安らかに目の前で起きる現実世界を見つめているのです。これを瞑想と呼ぶなら、私たち人間も猫の導きに従い瞑想を行えば、そのメリットは計り知れません。
6.猫は想像を超えるほど笑わせてくれる
猫は、かわいらしいと同時に笑わせてくれる存在です。笑うことによる健康上の利益もとても大きく、ロマリンダ大学(アメリカ)の研究によると、20分間おかしな動画を見るだけでコルチゾールの値を大きく減少させ、短期記憶(比較的短い、秒単位の時間しか保持されない記憶)が改善されるそうです。
※コルチゾール:ホルモンの一種で、強いストレスなどで過剰に分泌されると、記憶を司る海馬(かいば)は萎縮する。
7.猫は戦略的な意思決定の重要性を教えてくれる
猫は慎重に取捨選択する傾向があります。猫は今魅力的に見えることが本当に注目するに値するか、多くの時間を費やして観察し、考えています。計画的に行動することもあり、不可能に思える高さまで登ったり、その後安全に下りる方法を見つけたりもします。猫は思慮深く、戦略的で慎重です。
8.猫は自閉症の人のコミュニケーションを助けてくれる
自閉症を持つ人の多くが、人間よりも動物に対して強いつながりを感じ、ペットがいることで容易に社会生活に適合できることが明らかになっています。
9.猫はうつと戦う際の心強い味方である
抑うつ障害に苦しむ人にとって、ペットに触れることは、よい気晴らしとなります。また、ペットを買うことによって、日々の生活に用事や責任感、社会活動の機会が自然と生じます。猫は特に静かで平和的な性格を備えており、うつの改善にとても役立つそうです。
10.猫は時々暴走しても良いということを知っている
研究によれば、ネガティブな感情に満たされることは、実際に体にとって毒であり、心臓疾患やがんによる死亡のリスクを増加させます。そして、悲しみ、不安、怒り、罪悪感といったネガティブな感情をストレートに表現することでよい効果が得られるということを発見しています。普段落ち着いた態度の猫が、時々暴走することがありますが、既に猫はこのことを知っていたのです。
11.猫は寂しさを無条件の愛で押しつぶしてくれる
ペットの最大の利点の1つは、寂しさという感情を和らげる効能であるということです。猫は、いつも会うと喜んでくれる存在です。猫は、つらい1日の終わりに信頼できる最高の聴き手となるでしょう。つまり、猫は、人間と同等のコミュニケーション欲求を満たすことができる存在です。
元記事
猫まっしぐらな貴方が健康で幸せになる11の理由