猫が具合が悪いとき、ソファの下に入ってしまって出てこなくなる、飼い主さんとのスキンシップを嫌がる、などの行動をとることがよく知られています。
毎日新聞に、これもそうだったのか、という記事がありましたので、ご紹介します。
具合が悪いとき、甘ったれの猫ほどスキンシップを求めて、さらに甘ったれになる。スキンシップで不安を取り除くことが回復の手助けをすることを本能的に知っているのだ。その意味では、甘ったれの猫には「抱っこ」という治療法もあるということになる。
毎日新聞の記事に登場する猫(チビ)は、推定12歳のメスで、左前脚を床につけると痛むらしくピョコタン、ピョコタンと歩いていたそうです。
そして、抱っこをねだって、飼い主さんのヒザから胸へとよじ登り、襟巻きのように張り付いてきました。
ソファで腕枕をして寝かせ、寝入ったところで離れようとしても「いやだ~」と追ってます。
おかげで飼い主さんは、1日中抱っこをするはめになりました。
しかし、翌々日には元気に歩くようになったそうです。
猫の前でヒザをつくとよじ登ってきて、いつもより甘えるようでしたら、具合が悪いというサインかもしれません。