愛犬・愛猫のダイエットの敵は家族 ボディコンディションスコアでチェック

人が食事をしている時、愛犬や愛猫にじーっと見られると、「あっ、落ちた」と言って食べ物を下に落とす家族はいませんか(笑)?
 
私の姉の旦那さんがそうでした。
 
それだけではないのですが、姉の愛犬は13キロ以上になり(理想体重は7,8キロ)、脱臼をしてしまいました。
 
獣医さんに「減量しないと脱臼ぐせがついてしまう」と言われた姉は、家族全員に愛犬のダイエット宣言をして、獣医さんの指導のもと、減量に取り組みました。
 
10か月位かかったと思いますが、見事理想体重まで戻すことができました。
 
ダイエット中は空腹を訴えますので、そんな時はキャベツをあげていました。
 
愛犬・愛猫のダイエットには、家族の協力が必要ですね。
 
フードやおやつの量を減らせばいいというものではないので、ダイエットをお考えの場合は、獣医さんに相談されたほうがよいと思います。
 
無理な場合は、いつものフードにダイエットフードを混ぜて、少しずつダイエットフードの割合を増やしてみてください。
 
1回の食事の分を数回に分けて与え、空腹になる時間を短くするのも有効な方法です。
 
また、ドライフードならこれまでより少ない量を水でふやかして、カサを増やす方法も有効です。胃に入ったとき重量感があり、満足感が得られます。
 
高カロリーなおやつはNG!
 
2、3日食べなくても、水だけは飲むようなら大丈夫。
 
ボディコンディションスコアと体型(環境省)で、愛犬・愛猫の状態を確認してみましょう。
 
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犬のボディコンディションスコア(BCS)と体型(環境省)
BCS1

痩せ

BCS2

やや痩せ

BCS3

理想的

BCS4

やや肥満

BCS5

肥満

肋骨、腰椎(ようつい)、骨盤が外から容易に見える。触っても脂肪が分からない。腰のくびれと腹部の吊り上がりが顕著。 肋骨が容易に触れる。上からみて腰のくびれは顕著で、腹部の吊り上がりも明瞭。 過剰な脂肪の沈着なしに、肋骨が触れる。上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。横から見て腹部の吊り上がりが見られる。 脂肪の沈着はやや多いが、肋骨は触れる。上から見て腰のくびれは見られるが、顕著ではない。腹部の吊り上がりはやや見られる。 厚い脂肪におおわれて肋骨が容易に触れない。腰椎や尾根部に脂肪が沈着。腰のくびれはないか、ほとんど見られない。腹部の吊り上がりは見られないか、むしろ垂れ下がっている。
猫のボディコンディションスコア(BCS)と体型(環境省)
BCS1

痩せ

BCS2

やや痩せ

BCS3

理想的

BCS4

やや肥満

BCS5

肥満

肋骨、腰椎、骨盤が外から容易に見える。首が細く、上から見て腰が深くく びれている。横から見て腹部の吊り上がりが顕著。脇腹のひだには脂肪がないか、ひだ自体がない。 背骨と助骨が容易に触れる。上から見て腰のくびれは最小。横から見て腹部の吊り上がりはわずか。 肋骨は触れるが、見ることはできない。上から見て肋骨の後ろに腰のくびれがわずかに見られる。横から見て腹部の吊り上がり、脇腹にひだがある。 助骨の上に脂肪がわずかに沈着するが、助骨は容易に触れる。横から見て腹部の吊り上がりはやや丸くなり、脇腹は窪んでいる。脇腹のひだは適量の脂肪で垂れ下がり、歩くと揺れるのに気づく。 肋骨や背骨は厚い脂肪におおわれて容易に触れない。横から見て腹部の吊り上がりは丸く、上から見て腰のくびれはほとんど見られない。脇腹のひだが目立ち、歩くと盛んに揺れる。

環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室のHP
「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」
 
環境省動画チャンネルすぐに動画が始まりますので音量に注意。
「ペットフード・ガイドライン」ペットフードの食べ方/与え方編
「ペットフード・ガイドライン」日頃の体調管理編
「ペットフード・ガイドライン」避けたい食材、注意が必要な食材編
 
 
 

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