猫にもある春バテ


 
最近の調査で、人の約9割が春に精神的、身体的になんらかの不調を感じたことがあるということがわかりました。
 
これを総じて「春バテ」と呼んでいます。
 
原因は、春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるので、自律神経の切り替えがうまく機能しないことにあるようです。
 
 
猫にも春バテがあり、春になると食欲が落ちる傾向にあります。
 
冬の寒さ対策として、皮下脂肪をつけるために、冬にはたくさん食べることがあります。
 
それに比べれば、春に食欲が落ちたとみることができます。
 
 
しかし、猫の春バテによる食欲不振は、他にも原因があります。
 
その一つは、冬から春にかけての急激な気温の上昇が、猫にとっては夏バテと同じ感覚になっていると言われています。
 
また、春になると発情期に入ります。
 
特にメス猫にとって、発情は大変ストレスがかかるそうです。
 
去勢、避妊をしても、発情にはあまり影響がないようです。
 
これに、引っ越しなどで住環境が変わると、ストレスに輪をかけてしまいます。
 
 
以前も書きましたように(「飼い猫が何日食べないと危険か」)、3日が限度で、3日間フードも水も採らなかったら獣医さんに診てもらいましょう。
 
おそらく血液検査をして、赤血球の数や容積が増えていると脱水症状と判断されて、点滴という処置になると思います。
 
簡単な血液検査と点滴で、5,000円もあればおつりが出ます。
 
 
 

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