ケンネル症候群　犬が怖い犬

うちの愛犬は、生後ひと月程で我が家にやってきました。
　
私の姉が「新しく開店したペットショップがバーゲンをやっていたので買ってきた」と言って連れてきたのです。
　
「おいおい（笑）」
　
生後間もなく母親と引き離されたせいでしょうか、散歩中他の犬が近づいて来て、相手がクンクンと犬のあいさつをしている間、固まっていました。震えている時もありました。
　
このようにビジネスを優先するあまり、生まれてすぐに（離乳期に入る前に）母親・兄弟姉妹と引き離し売り買いする結果、犬を怖がる犬が存在してしまいます。
　
これを「ケンネル症候群」と言うそうです。
　

　
ケンネル症候群の症状
・他の犬を怖がる
・他の犬が近づいてきてもどう対処したらいいのかわからない
・飼い主以外、自宅以外の世界のすべてを怖がる
・人の手が怖い（おそらく人に叩かれた経験がある）
・人、犬以外の動物を怖がる
・飼い主も怖がる
など、要は犬としての社会性が欠如している状態だと思います。
　
対　処
うちの愛犬のように、他の犬を怖がる場合は、よく飼い馴らされた犬と交流させます。
　
うちの愛犬は、姉の犬と交流することで、少しずつ恐怖心が解けていきました。
　
人を怖がるのも同じことで、少しずつ根気よくやれば、ましになると思います。
　
別に他の犬・動物・人間と交流しなくてもいいや、という考えもありますが、恐怖心がストレスとなり、病気を発症する可能性があるので、少しでも取り除いてあげてください。
　
「天才！志村どうぶつ園」のちびちゃんのように、時間はかかると思います。
　
少しずつ根気よく、「以前よりましになった」程度でもいいと思いますよ。