愛犬が、下痢というほどひどくはないのですが、軟便が1週間ほど続いたので、獣医さんに診てもらいました。
先生は、肛門になにやら突っ込んで、便を顕微鏡で見ておられました。顕微鏡を診ながら「芽胞菌(がほうきん)やキャンピロバクターはいないようです」と、おっしゃいました。
芽胞菌は、下痢や嘔吐の原因となる菌です。
次に、愛犬は生理中だったので、先生は、子宮の状態をエコーで診察されました。先生に許可を得てエコー画像の写真を撮らせてもらいました。
これも異常はないようでした。
それでお薬を出してもらって帰りました。
下痢の症状を改善する「デルクリアー」
「デルクリアー」は犬猫の下痢の症状を改善するための動物用医薬品です。楽天やアマゾンで購入できますので、軟便や下痢をよく起こすのなら常備しておきたいお薬です。
下痢の原因物質を吸着し、腸の働きを正常にすることで、下痢の症状を緩和します。
デルクリアーの効能・効果
・下痢における症状改善
・食欲不振、消化不良
・腹痛、疝通(せんつう)
「デルクリアー」と「ディアバスター」の比較
下痢の症状を改善するお薬に「ディアバスター」というのがあります。
効能・効果は、ほぼ同じ内容が書かれています。成分を比較してみましょう。
デルクリアー | ディアバスター |
タンニン酸ベルベリン 50mg/錠 ゲンノショウコ末 66.67mg/錠 ロートエキス3倍散 25mg/錠 ウルソデオキシコール酸 2.67mg/錠 |
タンニン酸ベルベリン 25mg/錠 次硝酸ビスマス 100mg/錠 ゲンノショウコ乾燥エキス 0.4mg/錠 五倍子末 5.0mg/錠 ロートエキス散 20mg/錠 |
下痢の症状を改善する「タンニン酸ベルベリン」という成分量が、「デルクリアー」の方が「ディアバスター」より2倍多いのがわかります。
その分、デルクリアーの方が効きが強いので、値段が高くなっていると思われます。
デルクリアーの副作用
薬が効きすぎて、便秘になったり、排便回数の減少することがあります。また、嘔吐、食欲不振、元気がなくなる、といった症状が現れることがあります。
これらの副作用は、通常、軽度で一時的なものでが、重度の場合は、獣医師に相談してください。
妊娠中または授乳中の場合は、獣医師の指示にしたがってください。
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クロロマイセチン250mg
もう一つの「クロロマイセチン250mg」は、人に処方される薬で、要は悪玉菌をやっつける抗生物質です。抗生物質ですので、その他にいろんな感染症や炎症を鎮める効果があります。
三牧ファミリー薬局シンガポールで購入することができます。三牧ファミリー薬局シンガポールは、「ファミリーファーマシー グローバル」という名前に変わっています。
クロロマイセチン以外の薬を購入していますが、トラブルなくちゃんと送ってきます。
追記:
「クロロマイセチン250mg」
うちのわんこの体重は、5.5kg弱ですので、1錠の半分を1日2回食事の時に与えました。
デルクリアーを投与したら愛犬は
「デルクリアー」と「クロロマイセチン」のおかげで、軟便は治まりましたが、「デルクリアー」のような下痢の症状を改善する薬だけでも十分軟便や下痢は治まります。
下痢の症状を改善する薬だけで2、3日で治まらない、またその間食餌を取らないようでしたらようでしたら病院へ!
タンニン酸ベルベリンを主成分とする「デルクリアー」と「ディアバスター」は、猫にも処方されるお薬です。
「愛犬・愛猫のための下痢止め薬一覧」という記事も参考にしてください。