愛犬・愛猫 気をつけたい冬の植物 パンジー、ビオラ

パンジービオラは、春まで咲き続け、殺風景な寒い冬を愛らしく彩る花ですね。
 

パンジー
 
パンジー、ビオラの花と一緒に、愛犬・愛猫の写真を撮るのもいいですね。
 

ビオラと愉快な仲間
 
しかし、パンジーとビオラの種子と根茎(こんけい)には、神経毒のビオリンの他、サポニン、ビオラルチン、グリコサイドといった毒性の成分が含まれています。
 
量にもよると思いますが、犬・猫が誤食すると、吐き気嘔吐神経まひなどの中毒症状を起こす可能性があります。
 
パンジー、ビオラを誤食したときの対処法
少量なら様子をみましょう。自分で吐き出す場合があります。
 
大量に誤食したなら、オキシドールを2~3倍程度に薄めたものを飲ませると吐き出すことがあります。オキシドールの量は、体重1kgあたり2~5mL(cc)。
 
それでもだめで、様子がおかしい場合は病院へ。
 
※オキシドール(過酸化水素水)は、殺菌消毒薬で、薬局で購入できます。常備しておくといいですね。5、6百円で売っています。
 
飲ませ方
スポイトやシリンジを使うと飲ませやすいです。無い場合は、しょう油さしを利用してもいいですね。
 

シリンジ
 
注意)大量の水や食塩水を飲ませて吐けばいいのですが、吐かなかった場合、水中毒や塩中毒を起こし重篤になる場合があります。
 
塩そのものを舐めさせるという対処法が書かれている場合がありますが、塩の推定致死量は、人間の場合体重1kgあたり0.5~5gとされていますので、量を誤ったときのことを考えると危険です。
 
 
 

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