愛犬がいる前で、他の犬を可愛がっていると焼きもちを焼く、という話がありますが、これをタスマニア大学（オーストラリア）の研究チームが実証しました。
実験方法
（１）本物そっくりの犬のぬいぐるみ（２）プラスチック製のカボチャのランタン（３）本を用意し、飼い主は愛犬に注意を払わず、それぞれに注意を傾けます。
それを撮影し、検証しました。被験犬は３６匹です。
実験結果
犬がとった行動を、「攻撃性」、「注目を引こうとしている」、「飼い主および物に興味を示している」、という３つに分類した結果、ぬいぐるみに最も強い反応を示したそうです。
飼い主がぬいぐるみに対し話しかけたりなでたりしていると、87%の犬はぬいぐるみを払い落としたり（攻撃性）、ぬいぐるみと飼い主の間に入り込もうとする（注意を引く）、といった反応をしました。
また、42%の犬はぬいぐるみに噛み付いた（攻撃性）そうです。
飼い犬が示した強い攻撃性や注意を引こうとする行動は、嫉妬心にリンクしているとのことです。
私は、うちの愛犬が他人に対して、しっぽを回すようにブルンブルン振って甘えたりすると、焼きもちを焼きます（笑）。私に対して、そんなしっぽの振り方をしたことがない（シュン）。
記事元
犬も人間同様の嫉妬心を抱く
愛犬は本当に飼い主に嫉妬心を抱くのか
犬の話題
