・・・と聞かれると、瞬時には「リードをつけていない犬」と答える方が多いのではないでしょうか。
少し考える時間があると、飼い主の後ろ盾があるから「リードをつけている犬」と答える方が増えると思います。
正解は、「リードをつけている犬」の方が攻撃的になるそうです。
しかし、飼い主の後ろ盾があるからではなく、リードでつながれていることで、敵から逃げられないから攻撃的にならざるを得ないそうです。
家庭犬インストラクターの西川文二氏によると、「動物達は、危険を察知すると、2つの行動のどちらかを選択する。
ひとつは相手から離れ距離をとる。もうひとつは、相手を威嚇し相手に距離を取らせる。」
「優先順位が高いのは前者。後者は闘争に発展することもあって、ケガを負うリスクが伴う。前者にはそのリスクがない。すなわち、前者の選択ができないときに、後者の行動をみせる」のだそうです。
昔、リードをつけていないポメちゃんに足首を何回も噛まれたことがありますが、ちっちゃいのに後者を選択するなんて、「どーいうこと!」(笑)。
記事元 週刊ポスト2015年2月6日号
リードをつけている犬とつけない犬 攻撃的になるのはどちら
西川文二氏主催の教室
犬・子犬のしつけ教室・Can! Do! Pet Dog School