イケアが2017年9月から販売しているペット用ウォーターサーバー「ルールヴィグ(LURVIG)」を自主回収しています。
水を入れるドーム型の容器がはずれ、容器に頭をつっこんで窒息死した例が海外で2件報告されています。
2件とも犬ですが、猫の方が頭を入れて遊ぶ危険性が高いと思われます。
イケアでは、「ルールヴィグ ウォーターサーバー」を買われた方はすぐに使用を中止するように呼びかけています。
日本では約3300個が販売。
<連絡先>
イケア・ジャパン カスタマーサポートセンター
フリーダイヤル:0120-151-870(受付時間:10:00~19:00)
Eメール: recall@support.email.ikea.jp
商品代金を全額返金(購入時のレシート等は必要なし)。
家庭内でよく起こるペットの事故
・誤飲による窒息
・感電
・落下
・溺死
・低温ヤケド
<誤飲による窒息>
人の赤ちゃんがいる家庭では十分に注意されているでしょうが、犬や猫も同様ですので、床だけでなくテーブルの上などの小物にも注意しましょう。
ペットのいる部屋にはゴミ箱を置かないなどの対策も必要です。
タオルなどの繊維をかじっている内にのどに詰まって窒息する例もあります。
キッチンにはペットが入れないようにすることも検討しましょう。
<感電>
電気コードをかじることで起こる感電死もけっこうあります。
電気コードを1つにまとめてしばる、といった対策が書かれているのを見ましたが、電気コードをまとめて強くしばると熱をもって発火するおそれがあります。
一番いいのは、スパイラルラップやスパイラルチューブと呼ばれるものを電気コードに巻きつけることです。
<落下>
落下による骨折などはよく起こる事故です。
階段からの落下が多いと思います。
すべらない対策が必要です。
<溺死>
これは猫に多いのですが、探検家の猫にとってお風呂は未知の世界です。
お風呂に入っている間、飼い猫がドアの前で待っていてくれたという話をよく聞きます。
しかし、たいていの場合は、入ったことがないお風呂場という部屋に飼い主さんが入っていることに興味津々なのです。
いつかチャンスがあれば風呂場に入って、縄張りを広げようと思っているのかもしれません。
浴槽のへりを歩いていて、お湯の中に落ちて溺死したという例もありますので、お湯をはった状態では風呂場のドアを開けっ放しにしないようにしましょう。
最近の全自動洗濯機は、フタをしないと作動しません。
フタをしなくても作動する洗濯機の場合は注意しましょう。
また、洗濯物の中に隠れて遊んでいる猫をそのまま知らずに洗濯機の中に入れてしまったという事故もあります。
<低温ヤケド>
ホームこたつの中はペットにとって快適な空間です。
暑くなるとこたつの中から出てきて、「フー」と深呼吸をする姿を見るといやされます。
しかし、老犬・老猫になると、暑くなってこたつからでるのが困難になってきます。
こたつの中にずーっといると、低温ヤケドをする危険が高まります。