以前にも書きましたが、私の薬の飲ませ方は、錠剤だったらクラッシャーで粉にします。
薬包紙(パラフィン紙)の上で粉とハチミツを混ぜます。
そして、またがる状態になって、後から歯や歯ぐきに塗るようにしています。
ただ、薬には錠剤には錠剤にしてある意味が、同じくカプセルにしてある意味があります。
例えば、ゆっくり胃で溶けながら腸で吸収するようにしてあるなどです。
錠剤やカプセルは、オリーブオイルをつけると、ツルっと飲み込みやくすなりますよ。
できれば、錠剤は粉にせずに与えたいのですが、マズルの長い犬などは苦労すると思います。
その点、猫だと喉の奥まで指が届くので、投薬しやすいのですが、何度も飲ませていると、気配で薬を準備しているのがわかるようになりますよね。
猫の場合は、高い所に逃げられるので、もう大変。
また明日にしようっか、ということになってしまいます。
プロのペットシッターさんは、どのようにして薬を飲ませているのでしょうか。
その答えは意外でした。
まず“猫に説明すること”を心がけているということです。
「今からお薬を口に入れるから、ちゃんと飲んで欲しい」「それを飲むと痒みがおさまって楽になるから」「大好きだから早く良くなって欲しい」「絶対に治してあげるから信じて」など、シッターさんが思っていることを、初対面の猫にも分かりやすく説明するようにしている。
言葉が通じないから言っても無駄、なんて考えずに、言って聞かせることで、猫に雰囲気を感じ取ってもらうことならできる。
怖いことじゃない、必要なこと、と分かってもらおうとする姿勢が大事なのではないか.
押さえつけて飲ませるのは、ペットにとっては恐怖でしかないのですね。
ちょっと反省しております。
思えばうちの場合、役割分担が自然とできています。
私は薬を飲ませる役。
他の者は、「薬を飲まないとよくならないからね。飲んでおいでー。」とか、言っています。
私も飲んだ後は、大げさに褒めるようにはしています。
でも、相変わらず、私が「おいでー」と呼んでも、こちらに顔を向けるだけ、来ても私の2m先でストップします(笑)。
呼ばれて行くと、薬を飲まされるか、お風呂に入れられると思っているのです。
まあそれでも、いつの間にか私の足もとで寝ているので、私を頼りにはしているようです。