愛犬のわがままを直す方法

朝日新聞デジタルの「ペットお悩み相談」に、愛犬のわがままを直す方法が書かれていましたのでご紹介します。
 
(相談者)もうすぐ1歳になるチワワ(オス)が、気に入らないことがあると、うなったり、歯をむいて威嚇したりするようになった。「小型犬を怒るとおびえて人嫌いになる」と聞いたことがある。怒らずにわがままを直す方法はあるのか?
 
150413
 
(回答者:ドッグアドバイザー・高田由香さん)
ヒステリックな怒りは禁物
感情的に怒っても、犬は、何を言っているのか理解できない。逆に「どうしたのだろう?」不安になる。特に、同じことをして昨日と今日と対応が違うと、飼い主不信、人間不信に陥ることもある。
 
ヒステリックに「怒る」のではなく、冷静に「私と一緒に楽しく暮らすにはこんなことはしてもらっては困る」と愛犬を見つめて諭すこと。怒らずに諭してわがままを直せるようになるために必須なのは、飼い主と愛犬の「信頼関係」。
 
犬が言う事を聞きたくなる人とは?
客観的な目を持ち、冷静に状況判断できる人
自分に都合のよい解釈をしない人、犬目線になって物事を考えることができる人
見返りを求めず無償の愛を注いでくれる人
 
上記のような飼い主に飼われている犬は、心穏やかで安定している。愛犬と他犬を比べたり、愛犬に対して義務は果たさずに、権利ばかり主張する飼い主に飼われている犬は、自信がなく問題行動が多い傾向にある。
 
愛犬の問題行動を直す前に、飼い主自身が愛犬への向き合い方の全般を見直してみる必要がある。
 
例えば、愛犬のことだけを考えて過ごす時間を作っているだろうか?自分の都合や機嫌で態度を変えることはないだろうか?など。
 
そして、飼い主が愛犬と楽しく暮らしていく上で絶対にしてほしくないことを三つだけ考えてみよう。その三つを守らせるにはどうしたらよいか考え、真剣に向き合うこと。
 
そうすることで、愛犬にとって、とても魅力的な飼い主となり、「絶対に言うことを聞かなくちゃ損だ!」と愛犬は思うようになるはず。
 
——-
忙しく・慌ただしく過ぎていく日々。愛犬のことは、散歩、ご飯、排便の処理だけで1日を終えてしまいがちですが、そこにもう一つ、1日の内愛犬だけと過ごす時間を短くてもつくると、愛犬も飼い主自身も心穏やかになり、明日への活力になるのではないでしょうか。
 
 

 
 
 

タイトルとURLをコピーしました