愛猫の一日の睡眠時間はどれぐらい？／愛猫から腕枕の腕をはずす瞬間

猫といえば、一日中うとうとしている印象がありますが、はたして一日の中で何時間眠っているのでしょうか。
　
獣医師の増田国充先生によると、「おおよそ一日のうちの2／3は睡眠に充てられていると言われます。成猫でも眠っている時間が長いですが、とりわけ仔猫は長く、諸説ありますが18時間以上眠っているというデータもあります。」ということです。
　
ただ、熟睡している時間は短く、少しの物音で、さっと目を覚ませるように「うとうと」という状態が長いようです。
　
これは、獲物の存在にすぐに気づけるようにするためだそうです。
　

　

寝るときの姿勢

警戒心の強い猫はよほど安心できる状態をのぞき、仰向けで眠ることはなく、いざというときにすぐに立てるよう両手を前に出して眠ります。
　
一般にお腹を見せて豪快に寝ているときは、かなり安心している無防備な状態と考えられ、背中を丸めて眠っている時は、警戒している姿勢だそうです。
　

猫は夢を見るの？

人間は眠りが浅い状態の時（レム睡眠）に、夢を見ていると言われています。増田先生によれば、猫もレム睡眠の状態の時に夢を見ているそうです。
　
猫は、うとうとしている浅い睡眠が多いので、それだけ多くの夢を見ていると考えられます。突然寝言を言ったり、四肢を動かしたりしている時は、夢を見ているようです。
　
愛猫を抱っこしている時に眠ってしまい、起こさないようにそーっとベッドなどに寝かせようとすると、目を覚ますことがありますが、次の動画は、子猫に腕枕をしていて、ゆっくり腕をはずしていく様子を撮影したものです。
　
さて、子猫は目を覚ますのでしょうか。