犬が人をかむ事故を防ぐ方法は?

生後10ヵ月の女児が、大型犬にかまれ、亡くなるという痛ましい事故がありました。
 

警察によると、祖父母と女児が床で遊んでいたところ、犬が突然かみついた。室内にケージはあったが、普段から放し飼いだった。女児は何度も祖父母宅に来ており、この犬と初めて接したわけではなかったという。
引用:朝日新聞デジタル

 
普段は、ほえたりかんだりせず、臆病でおとなしい犬だそうです。
 
犬種としても、温和な性格で、利口で人と行動することを好む犬です。
 
では、なぜ女児をかんでしまったのでしょうか。
 
次のように専門家は言っています。
 

なぜかんでしまったのか

「赤ん坊のミルクの匂いを食べ物と勘違いした可能性が考えられる。小さな体は獲物と認識しやすく、しつけられていても犬の本能が働くことがある」。小型犬であっても、室内で赤ちゃんと犬のみにするのは危険。
引用:朝日新聞デジタル
 
「嫉妬や焼きもちのときもあるかもしれませんし、散歩などが少なかったり食事や排せつをしたりするときにストレスから噛み付くこともあるでしょう。気に入らないことがあれば、攻撃的になります。犬は、人を順位付けしており、子供だと態度が違うことがあるようです。動物は、人間と違って、本能がむき出しになるときがあり、飼い主が大丈夫だと思っても注意しないといけないでしょう。小さい子供なら、大人がきちんと見守る中で安全を確保して犬に触らせるのが大前提になります」
引用:J-CASTニュース

 

防ぐ方法はあるのか

口輪には、ほえないよう強く固定するものもあるが、バスケットマズルは籠状で、比較的空間が確保されている。「見た目がかわいそうという飼い主もいますが、犬にストレスはありません。ほえることもでき、慣れれば首輪と同じです。
引用:朝日新聞デジタル

 

 
環境省によると、犬による人へのかみつき事故は、全国で4000件以上発生しています。
 
飼い主だから、家族だからといって安心できません。
 
他人をかんだとしたら、損害賠償をしなければなりません。
 
幼い子どもがいる家庭や大型犬を飼われている家庭は、対策を考えてもいいですね。
 
 

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