愛犬の「せき」の診察と薬

昨日の記事の続きですが、愛犬が、水を飲んだ後に「カッ、カッ」という、また、普段のときでも「コホッ、コホッ」というような空咳をするので、獣医さんに診てもらいました。
 
横からのレントゲンをもう1枚撮られました。
 

赤と青の線はVHS法による計測をするためのスケール
 

心臓の状態

心臓が肥大すると、気管を圧迫し、空咳がでるそうです。
 
心臓が肥大していると、上から9番目の肋骨1本の長さより心臓の幅が長くなるという説明を受けましたが、正常のようでした。
 

 
また、VHS (Vertebra Heart Size) 値というのを測定した結果も、心臓肥大は認められませんでした。
 

肺・気管支の状態

気管虚脱のような状態ではありませんでした。
 
タンがからむような咳を湿咳(しっせき)というそうです。
 
※気管虚脱(きかんきょだつ):気管が変形し、咳や呼吸困難を起こす病気。進行すると「ガチョウの声」のような空咳をするのが特徴。
 
レントゲン検査の結果、異常がなかったのですが、先生は悩んだ末、「気管支拡張薬、気管支炎治療薬を出しておきます」と、おっしゃいました。
  

処方薬

いずれも処方箋のいる人用の薬だと思います。
 
ネオフェリン錠
効能・効果:
気管支喘息、喘息性気管支炎、
閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎など)における呼吸困難、肺性心、うっ血心不全、心臓喘息(発作予防)
 
クロフェドリンs錠
効能・効果:咳を鎮める、鎮咳剤(ちんがいざい)
 
ビクシリン
効能・効果:細菌の細胞壁を破壊して、細菌を死滅させるはたらきのあるペニシリン系抗生物質
 

 
 
 

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