和歌山県のある旅館が、昨年の11月、旅行サイトの掲示板に、看板犬(マロ)を「保健所に連れて行って処分してもらう事にしようかと思います」と投稿しました。
処分の理由は、旅行サイトの口コミに、「犬が館内にいたのが嫌でした。又朝早くに外から犬が吠えて、ゆっくり寝れなかった。のんびりしたくて、来たのに非常に残念でした」と投稿されたのがきっかけです。
赤線部分
「スカイブルー様のように迷惑を感じる方がいる以上もう仕方がありませんので保健所に連れて行って処分してもらう事にしようかと思います。」
投稿された頃は、話題にならなかったのですが、3月前後に、この話題がネットに広がり、批判が殺到しました。
「飼い犬は処分しないよ」
「もともと客寄せのためだけに飼ってたんだろうな」
「一人に文句言われただけで まろは保健所送り?」
「犬って飼ったことないんだけどこんなに淡々とお別れするものなのか」
「客もちゃんと調べて泊まりなよ」
11月の旅館側の投稿から5ヵ月経って、最近この件に関して投稿がありました。
看板犬のマロは、殺処分せずに暮らしていたが、2月19日に突然亡くなったという内容です。
ネットで話題になり、批判が殺到したのは投稿から5ヵ月後ですので、批判を受けて殺処分しなかったのではなく、元から殺処分をする気はなかったようです。
元々、ジョークが好きな旅館のようですが、殺処分問題で国会議員が動き出した今、このジョークはいけませんねぇ。
現在、旅館には、3匹の子犬と2匹の孫犬が暮らしているようです。