2016年犬種別平均寿命の調査結果/気をつけるべき病気は?

「どうぶつ健保」で知られるアニコム損害保険株式会社の調査と、東京大学の共同研究で行った調査によると、体重5~10Kgの小型犬が最も長い寿命があり、5kg以下の超小型犬を上回ることがわかりました。
 
犬は、小型になるほど長く生きるといわれていますので、逆の結果になっていると言えます。
 
ただ、体重による分類方法によっては、順位が変わる可能性があると思います。
 
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犬種別平均寿命1位~10位
犬 種 平均寿命(歳) 体格
1位 イタリアン・グレーハウンド 15.1 小型
2位 ミニチュア・ダックスフンド 14.7 小型
トイ・プードル 超小型
4位 柴犬 14.5 中型
5位 パピヨン 14.4 小型
6位 ジャック・ラッセル・テリア 14.3 小型
MIX犬(10kg未満) 小型
8位 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア 14.2 小型
9位 カニ―ンヘン・ダックスフンド 14.0 小型
10位 MIX犬(10kg以上20kg未満) 13.9 中型

 
11位以下
http://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_0160531.html(アニコム損保)
 
体格による分類
超小型(5Kg未満)
小型(5~10Kg)
中型(10~20Kg)
大型(20~40Kg)
超大型(40Kg以上)
 
※ペットフード会社の「ロイヤルカナン」では、成犬時の体重で次のように分類しています。
超小型犬(エクストラスモール):成犬時体重4kg以下
小型犬(ミニ):成犬時体重10kg以下
中型犬(ミディアム):成犬時体重11~25kg
大型犬(マキシ):成犬時体重26kg~44kg
 
 

犬の死亡原因
疾患分類 死亡頭数 割合(%)
腫瘍 1,114 13.4
循環器系の疾患 921 11.1
泌尿器系の疾患 667 8.0
消化器系の疾患 476 5.7
肝胆道系の疾患 453 5.5

 

 犬種別にみると、「腫瘍」が最も多い死因となる犬種は「ミニチュア・ダックスフンド」「ゴールデン・レトリーバー」「ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ」などであり、「循環器疾患」が最も多い死因となるのは「チワワ」「シー・ズー」「キャバリア・キングチャールズ・スパニエル」など、犬種によって死因も異なることがわかりました。

 
 
記事元:犬種別の平均寿命を調査(アニコム損保)
 
 
 

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