犬・猫による火災事故に注意!

独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」によると、2012年~2016年にかけて、ペットによると思われる火災が56件発生しています。
 
犬や猫がガスコンロやIH調理器などのスイッチを押してしまうケースが目立ちます。
 

パロマ「ご注意いただきたい大切なお知らせ」より


  
その他電気製品の電源コードをかじったり、電気製品に尿や唾液を付着させてしまうことで発火する事故も発生しています。
 
 
NITE(ナイト)の報告によると、バッテリーパックを犬が噛むことで発火することがあるようです。
 
犬が携帯電話・スマホを噛んでしまってつぶれたという話を私の身近でも耳にしますが、出火してしまうと携帯電話の交換どころではなくなりますね。
 
 
こういった事故は、ちょっと留守にしている間に起こるものです。
 
NITEは次のように呼びかけています。
 
 
・出掛ける際はペットをケージに入れておく、スイッチが入らないようロックを掛ける、ガスの元栓を閉める、電気製品はプラグを抜くなどの対策をする。
 
・ガスこんろやIH調理器などの周囲に可燃物を放置しない。
 
・バッテリーパックなど、ペットがかんだり、落としたりして危険なものは保管場所に注
意する。
 
・小動物や害虫の侵入する可能性がある製品の周りはこまめに清掃し、動作不良や焦げ臭いな
どの異常がみられた際は点検を受ける。
 
 

猫よけ用のペットボトルから出火

猫よけ用にペットボトルを置いている家を見かけます。
 
先日、名古屋でこのペットボトルが火元とみられる火災が発生しました。
 
幸い発見が早く、壁の一部を焼いただけで消し止められました。
 
猫よけ用に壁際に置いていた水入りのペットボトルが、レンズの役割を果たし太陽光が集中、出火したのが原因だそうです。
 
 
ペットボトルに日光があたってキラキラするのを猫が怖がる、というのがペットボトルを置く理由になっています。
 
1980年代から流行りだしたようですが、だいぶ前からペットボトルを置いても全く効果がないことが判っています。
 
それよりも火災の方が怖いですね。
 
室内に置いた金魚鉢でもレンズの役割をして出火することもありますので、注意してください。
 
 
 

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