仔犬を迎えたときは人の試練
あちこちに排泄する、何でも咬んでしまうなどは、仔犬にとってはごく普通の行動です。
人にとっては困ってしまう行動ですが、仔犬を迎えたときは、嬉しい、かまいたい、そんな気持ちを抑えることができず、仔犬が何をしようと許してしまいがちです。
しかし、これが「しつけ」に失敗する、あるいは長期化する原因だそうです。
そうならないためには、仔犬を迎えた日から、はやる気持ちを抑え、人と暮らすために必要なルールを教える必要があります。
人と暮らすためのルールとは
1.トイレ
出来るだけ早いうちに教えないと、後々教えにくいのがトイレです。トイレで排泄できたことにどれだけ褒められたか!失敗をどれだけさせないようにサポート出来たか!が重要です。
2.甘咬み
歯が生えるころはむず痒くて、何でも咬んでしまいます。仔犬に咬んで良い物、悪い物を教えることが必要です。
3.無駄吠え
仔犬のうちはかまってほしい要求吠えがメインですが、可愛さにつられてキュンキュンに反応してしまうと…その後、吠えに悩まされる可能性が倍増!!吠えに反応しない人のガマンが重要です。
4.社会化
人に優しく接してもらう、色々な音を聞く、色々な物を見るなどの経験が何事にも動じずおおらかに育てるポイントです。
十数年、犬の問題行動に悩み続けて暮らすかは、可愛くてついつい…を我慢し、パピートレーニングを頑張ったかどうかにかかっています。
絶対に大きな声で叱ったり、たたいたりしてはダメ!出来たことにはすぐに褒める、これが重要ですね。
記事元
【快適ペットライフ Vol.12】最初のトレーニング…犬の試練ではなく人の試練