新しいフィラリア予防・寄生虫駆除薬「アドボケート」の副作用など

大阪に本社を置くバイエル薬品株式会社は、犬・猫用内外部寄生虫駆除薬「アドボケート(R)」を2月1日に発売します。

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特徴

1.ピペット(スポットオン)タイプなので、経口薬がにがてな犬・猫に最適です。

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2.有効成分のモキシデクチンが、犬や猫で問題となるほとんどの線虫類(フィラリア感染幼虫・回虫・鉤虫)とミミヒゼンダニ(猫用製品)に対して高い駆除効果を発揮します。

月1回の投与で、モキシデクチンの線虫類に対する有効濃度が保たれます。

3.有効成分のイミダクロプリドが、投薬後全身の皮膚表面と被毛上に広がり、吸血に依らず(ノミがイミダクロプリドに触れるだけで)ノミ成虫に直接作用してすばやく駆除効果を発揮します。

 

注意

・動物病院で獣医師の処方の上購入できる要指示医薬品です。

・生後7週齢以上の子犬、生後9週齢以上の子猫、体重0.8kg以上のフェレットに投与できます。

・妊娠中・授乳期の母犬・母猫への投与は控える。

・水浴や雨に濡れても効果は持続しますが、石鹸を使ったシャンプーだけは控える。

 

副作用-犬-

・投与直後に投与部位を舐めた場合、まれに運動失調、全身性の振戦、眼の徴候(散瞳、瞳孔反射の微弱化、眼振)、異常呼吸など一過性の神経徴候が生じることがあり、特にアベルメクチン系薬剤に対して感受性のコリー犬、オールド・イングリッシュ・シープドッグ及びその系統の犬種又は交雑犬種では重篤な神経徴候を示す可能性がある。

・コリー犬及びその系統の犬種において、アベルメクチン系薬剤によって、神経毒性を示したとの報告がある。

・本剤の投与により、ときに流涎、まれに嘔吐が見られることがある。また、投与部位に一過性の掻痒、まれに脂性被毛、紅斑が現れることがある。

・本剤はまれに局所的な過敏反応を引き起こすことがある。

・本剤はごくまれに投与部位に刺激を引き起こし、その結果、無関心状態、興奮、食欲不振など一過性の行動変化が起きることがある。

 

副作用-猫-

・投与直後に投与部位を舐めた場合、まれに運動失調、全身性の振戦、眼の徴候(散瞳、瞳孔反射の微弱化、眼振)、異常呼吸など一過性の神経徴候が生じることがある。

・本剤の投与により、ときに流涎、落ち着きのなさ、まれに嘔吐が見られることがある。また、投与部位に一過性の掻痒、まれに脂性被毛、紅斑が現れることがある。

・本剤はまれに局所的な過敏反応を引き起こすことがある。

・本剤はごくまれに投与部位に刺激を引き起こし、その結果、無関心状態、興奮、食欲不振など一過性の行動変化が起きることがある。

既に、海外版の「アドボケート」が個人輸入できるようになっていますが、日本版の発売は、2月1日です。

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