犬がキシリトールを食べると死ぬ!猫は?

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犬がキシリトールを食べると危険であることは、広く知られるようになりました。
 
アメリカでは、年間数千匹の犬がキシリトール入りのお菓子などを食べて重症になり、中には命を落とす例が少なくないようです。
 
犬がキシリトールを大量に食べると、すい臓から多量のインスリンが体内に放出され、急激に血糖値が下がり、肝細胞が壊死(えし)する肝不全を引き起こします。
 
食べてから30分以内に嘔吐、ふらつき、虚脱、けいれん、発作などの症状が現れ、最悪の場合は1日以内で死に至ります。
 
 
2016年5月12日、米食品医薬品局(FDA)は、犬がキシリトールを食べると死ぬ危険があると、警告を発しました。
 
 

キシリトールが含まれている食品

いちごやラズベリー、レタス、ほうれんそうなどの野菜や果物にも含まれていますが、わずかな量なので、これらは食べても問題はありません。
 
注意したいのは、チューインガム、飴、ピーナツバター、ビタミン剤、歯磨きなどです。
 
犬用の歯磨きガムにも含まれている場合がありますので、注意が必要です。
 
 

猫は大丈夫なの?

姉妹サイト「愛犬・愛猫のごはん」にも書きましたが、データがあまりなく、危険であろうと言われています。
 
猫は甘みを感じないので、チューインガムを食べたとしても、“甘い”という学習をしません。
 
ですので、再びチューインガムに手を出す可能性は低いと思われます。
 
しかし、犬は甘みを感じますので、犬がチューイングガムは“甘い”ものだと学習すれば、届くところに置いてあったり、床に落ちていれば再び食べてしまう可能性が高いと言えます。
 
 
かと言って、猫は安心かとえいば、そうではなく、はっきりわかっていないだけです。
 
いずれにしても、あらゆる食材は、食べられないようにしっかり管理しましょう。
 
 
記事元
衝撃!犬がキシリトールを食べると死ぬ 米政府機関が警告、では猫は大丈夫?(JCAST ヘルスケア)
 
愛犬・愛猫が「キシリトール」入りの食品を食べても大丈夫?(愛犬・愛猫のごはん)
 


 
 
 
 

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