最近、グレインフリーのドッグフード、キャットフードにする、あるいは、変える飼い主の方が増えてきました。
グレインフリー(grain free)とは、穀物が使用されていないということを指します。
このフードを選ぶ理由としては、食物アレルギー対策や肥満対策などです。
元々、犬・猫は肉食動物ですので、穀物類を消化するのは苦手です。
体長に対して、牛や馬といった草食動物の腸は長く、犬・猫は短いという体の作りをみても、穀物が適していないといことが分かります。
穀物の方が消化・吸収に時間がかかるので、草食動物の腸は長くなっています。
また、犬・猫の唾液には、炭水化物を消化してグルコースに分解するアミラーゼという酵素がほとんど含まれていません。膵臓も同様です。
ただ犬に関しては、人間と共に生活する中で、人間の食事で残ったものを食べてきたので、雑食性の肉食動物とか、雑食傾向の肉食動物などと言われることがあります。
グレインフリーを選ぶべきか?
そんなに神経質にならなくてもよいと思います。
元気に食べて、きれいなウンチをするようでしたら、そのフードは合っていると思われます。
しかし、フードは良質なものを選びましょう。
値段が高いから良いとはいいませんが、安価なフードは仕上げに吹きかけられる動物性油脂の質が悪いことが多く、食べ続けるとアレルギーや皮膚炎を発症する可能性があります。
できれば無添加のものを選びましょう。
トラブルが起きたらグレインフリーを
普通の量を食べたうえでの消化不良による下痢をよくするようでしたら、グレインフリーに変えると改善する場合があります。
また、アレルギー、肥満、毛のツヤがなくなった、などのトラブルが起きれば、グレインフリーにすると良くなる可能性があります。
フードを変えるときは、いつもの量で、今のフードと新しいフードの割合を4:1ぐらいをしばらく続け、次に3:2、2:3・・・と新しいフードの割合を増やしていきます。
いきなり変えると、食べない場合があります。
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