犬の免疫介在性疾患が原因のドライアイのお薬として、「シクロスポリン(サイクロスポリン)」を主成分とする眼軟膏があります。
「オプティミューン眼軟膏」とそのジェネリックである「ヴィジョケア」です。
※免疫介在性疾患:免疫システムの異常で、免疫細胞が自己の涙腺の細胞を非自己(異物)と間違って認識してしまい、自分の涙腺細胞を破壊してしまうことによって、涙の分泌量が減少する疾患。
約6週間、1日に2回、12時間おきに投与し、約6週間で2本の「ヴィジョケア」を使用しました。すると、6週間を待たずに、黄色いねばっとした目ヤニは出なくなりました。
シクロミューン(シクロミューネ)
その後、「オプティミューン」や「ヴィジョケア」よりも「シクロスポリン」の含有量が少ない「シクロミューン(シクロミューネ)」を点眼しています。
人のドライアイ用の点眼薬でもあります。
点眼は12時間おきに、1日2回する必要がありますが、現在は1日に1回だけ点眼しています。その間に「人工涙液型点眼剤 ソフトサンティア」でケアをしています。
「オプティミューン眼軟膏」ではなく、「シクロミューン」を処方する動物病院もあるようです。軟膏をいやがるわんちゃんには、点眼薬の方が楽でいいですね。
注意事項
・主成分であるシクロスポリンは、猫には効果がありません。
・「シクロミューン」には、「塩化ベンザルコニウム」が0.02%含まれています。
「シクロミューン」に限らず、目薬には「塩化ベンザルコニウム」が使われることがあります。「塩化ベンザルコニウム」は、殺菌・消毒という効能がある他、防腐剤としての役割をしていますので、長期継続的に使用すると、角膜上皮障害(角膜のキズ)を起こす可能性がありますので、注意が必要です。
シクロミューン0.05%点眼液(Cyclomune)
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