愛犬に人間用の牛乳をそのまま与えたらダメで、水で薄めて与えれば大丈夫、ということを耳にします。
なぜ水で薄めるのでしょうか。
~人間用の牛乳を水で薄める理由~
牛乳を飲むと、お腹が「ゴロゴロ」と鳴ったり、便がゆるくなったり、下痢をしたりする人がいます。
この原因の多くは、「乳糖」を分解する酵素が少ない(分泌されない)体質のためですが、犬・猫も同じです。
そこで、牛乳に水を加えると量が増えるかわりに、「乳糖」の摂取量が減るという利点があるので水で薄めるのだと思います。
味や栄養価は当然落ちますよね。
~水で薄めなくてもよい~
水を加えると「乳糖」が薄まるわけではないので、人間用の牛乳をそのまま与えても大丈夫な愛犬・愛猫なら、水で薄める必要はありません。
様子を見ながら、量を調整すればよいと思います。
ペット用の牛乳は、人間用の牛乳に比べて割高ですので、人間用の牛乳で問題がないのなら家計的に助かりますよね。
これからの季節、少し暖めてあげると、愛犬・愛猫は喜ぶのではないでしょうか。
ちなみに、牛乳を飲むとお腹が「ゴロゴロ」する人のために、「アカディ」(雪印メグミルク)という牛乳があります(希望小売価格 1L 税別260円)。「乳糖」が全くないというわけではありません(約8割カット)。
味は、さらっとしていて、「牛乳を飲んでいる!!」という感じはない、と言えばわかるでしょうか。
ただし、売っているお店は少ないと思います。
楽天で一軒だけ売っているお店があります。
お腹にやさしく、牛乳と同じ成分を摂取したいのなら、飲むタイプのヨーグルトがいいのではないでしょうか。
雪印メグミルクのサイト 「アカディ」の商品案内