寒い日が続きますので、1日中暖房は欠かせませんね。
愛犬が快適に過ごせる室内の温度ですが、22~23度くらいに保つようにします。
室内の湿度は、50~60%くらいです。
エアコンだけだと室内が乾燥しますので、加湿器で湿度を調整しましょう。
50~60%くらいなら、ウィルスの飛散が防げます。
これより湿度が高すぎるとカビの原因になります。
最近のエアコンは、天井と床も他の部分とほとんど温度差なく温めてくれます。
しかし、通常、温かい空気は天井部分に溜まり、2度ほど温度差が生まれます。
ですので、サーキュレーターで空気をかくはんするといいですよ。
扇風機でもいいですが、サーキュレーターと扇風機とでは仕組みが違います。
また、サーキュレーターを使うと節電にもなります。
最近は、音が静かなものが、3,000円ほどで売られています。
エアコン以外の暖房器具の注意点
石油ストーブ、石油ファンヒーター、ガスストーブを使うと、炭酸ガスが床付近にたまる可能性がありますので、中毒防止のために、定期的に換気をしましょう。
電気ストーブの場合は、電気コードをかじって感電する事故が絶えませんので、注意してください。
ホットカーペットや床暖房の上に長時間いると、低温やけどを起こす可能性があります。
犬自身、熱いなと思ったら、場所を移動しますので、必ず逃げ場を作っておきましょう。
老犬になると移動できなかったり、しなかったりしますので注意が必要です。
参考:『犬の家庭医学』幻冬舎