犬の正しい散歩法ってあるの?


 
『女性セブン』(2017年6月15日号)に、犬の正しい散歩方法について書かれていました。
 

「わが家の愛犬はマイペース。特に問題は散歩。グイグイ引っ張っていくと思ったら、突然座り込んで歩かなくなったり…。私が怒っても引っ張っても言うことを聞いてくれません。正しい散歩の方法を教えてください。」

 
というお悩みに、犬のしつけインストラクターが答えています。
 
 

・首輪(カラー)または胴輪(ハーネス)は、成長に合わせて買い替える。
 
・散歩には、リードは伸縮式でないものを使う。
 
・散歩中は、犬に飼い主を気にしながら歩くように教え、目が合ったらほめる。

 

首輪と胴輪

首輪や胴輪は、愛犬を守る命綱です。
 
ゆるゆるだと、スポット抜けて走り去ると、事故や迷子の原因になります。
 
逆にきつかったら、皮膚とすれて傷になると痛がって散歩が嫌になこともあります。
 
首輪や胴輪は長さを調整できますが、だからといって1つのものを使い続けると、金具などが壊れしまう可能性があります。
 
成長するにつれて犬の力も強くなりますので、首輪、胴輪、リードは定期的に買い替えましょう。
 
 

リードは伸縮式でないものを

伸縮式のリードは、広い公園など、周りに危険がない場所で犬を運動させるためのものです。
 
日課である散歩には不向きです。
 
伸縮式のリードを長くして、あるいは長いリードを使っての散歩は、通行人や自転車とのトラブルが起こりやすいです。
 
 

散歩中はアイコンタクトをとる習慣を

散歩中は、犬に飼い主を気にしながら歩くように教え、目が合ったらほめましょう。
 
ほめるときは立ち止まらず、歩きながらほめます。
 
止まってほめると、犬は「止まるとほめてもらえる」と思い、目が合うと立ち止まるようになる可能性があります。
 
 

その他

散歩中に動かない理由は様々です。
 
・体調不良
・他の犬のニオイが気になる
・飼い主に抱っこしてもらいたい
 
など・・・
 
体調不良でないかよく見極める必要がありますが、そうでないなら散歩コースを変えることを検討してみましょう。
 
 
散歩量、散歩時間は、犬の大きさに比例します。
 
小型犬ほど散歩量は少なくてよく、時間にして15分~20分程度でOKです。
 
チワワをつれて長い距離を散歩している飼い主さんを見かけますが、飼い主が歩くからそれに従っているだけという場合があります。
 
チワワのような小型犬は、心臓があまり強くありませんので、長い距離・時間の散歩はよくありません。
 
 
正しい犬の散歩法 褒める時は立ち止まらず歩きながら
 
 
 

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