最近、「Googleストリートビュー」に写り込んだ犬にモザイクをかけられているのが話題になっています。
ネット上では、まさに「肖像犬(権)」だという声もあがっています。
犬にモザイクをかけている理由としては、(1)Google側の何らかの基準で自動的に処理された(2)「問題の報告」としてGoogleに報告された、などが考えられるようです。
他人のペットの写真を勝手に撮って使うのは違法か?
さて、他人のペットの写真を撮ったり、その写真をSNSなどに投稿したらどうなるのでしょうか。
結論から言うと、ペットには肖像権はありませんので、法的に問題はありません。
肖像権は、勝手に写真を撮られたり、その写真を公開させられないという人権だからです。
ただし、ペットといっしょに、人物や著作物などが写っている場合は、プライバシーや名誉を傷つけられたとして訴えられる可能性があります。
最近は「インスタ映え」するとかいって、なんでも写真を撮る人が多いです。
「かわいいー」とか言って、勝手にペットの写真を撮られると、飼い主さんによっては気分を害するでしょう。
いや、無断撮影されると不愉快になるのが普通です。
いくら法的に問題がないからといって、断りもなく写真を撮るのはよくありませんね。
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もしGoogleストリートビューに自宅の表札が写っていたら
Googleストリートビューに自宅の表札が写っていて、その表札をぼかして欲しい場合は、Googleストリートビューの右下に「問題の報告」と書かれた部分をクリックします。
ぼかして欲しい部分が中心にくるように調整して、必要事項を書いて送信ボタンをクリックします。
正当なリクエストなら、数日後に処理完了のメールが届きます。