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猫も人間と同じように、うつ病になることがあります。猫のうつ病は、正式には「猫の行動障害」と呼ばれ、様々な原因によって引き起こされます。
猫のうつ病は、人間のそれと似たような症状を示すことがあります。例えば、食欲不振、過度の睡眠、興味喪失、活動量の減少などです。
このページでは、猫のうつ病について、原因や治療法について書いています。
猫のうつ病の原因
猫のうつ病の原因は、まだ完全には解明されていません。しかし、以下のような要因が考えられています。
・環境の変化:引っ越し、家族構成の変化、新しいペットを迎えるなど
・ストレス:留守番、虐待、病気など
・身体的な問題:肥満、甲状腺機能低下症など
・脳内物質の異常:セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質のバランスが崩れること
猫のうつ病の原因(7つのサイン)
愛猫に次の症状がみられたら、うつの可能性が高いと言われています。
(1)グルーミングをやめてしまい、しょっちゅう眠るようになった。
(2)食欲がなく体重がガクンと減った。
(3)遊びたがらず、家族からすら隠れるようになった。
(4)静かな性格だった猫が、やたらと鳴くようになった。またはよく鳴く猫だったのに、静かになった。
(5)家にいるほかのペットに対して、攻撃的になった。
(6)猫用トイレを使わず別の場所でするようになった。
(7)よだれをよく垂らすようになった。
また、「表情が乏しくなる(無表情)」というのも加えると8つになります。
猫のうつ病の治療
猫のうつ病を治療するための最善の方法は、まずその原因を特定し、それを解決することです。それができない場合や、猫の症状が重度の場合は、獣医の指導のもとで薬物療法を検討することもあります。
しかし、薬物療法は必ずしも最初の選択肢ではありません。猫のライフスタイルの変更、特にエンリッチメント(環境の改善)は、うつ病の症状を軽減するのに非常に効果的です。
獣医師によっては、簡単に薬の投与をすすめます。愛猫に先述の症状がみられたら、動物病院に行く前に、次のようなことを試してみましょう。
(1)猫の遊び場を増やす
(2)猫とすごす時間を増やし、いままで猫が好きだった遊びや、ブラッシングなどをこまめにしてあげる
(3)猫用トイレを使わないようなら、設置数を増やしてみる
(4)壁などの高い位置に、猫の通り道を設置するなど、窓際で外を見ることができるようにしてあげる
(5)もし他のペットも飼っていて猫が嫌がるようなら、しばらくは一緒にしないようにする
猫のうつ病は、早期発見・早期治療が重要です。猫の様子に何か気になることがあれば、早めに獣医師に相談しましょう。獣医師に定期的な健康診断を受けることは、早期発見につながります。
猫のうつ病の治療薬
獣医師が、うつの薬を処方する場合、おそらく「アナフラニール」という抗うつ剤です。
アナフラニールは、クロミブラミン塩酸塩を主成分とする人用の抗うつ剤ですが、犬・猫にも処方されます。人用だけに、用法用量に十分な注意が必要ですし、日本国内では獣医師の処方が必要な要指示薬です。
猫の処方目的:排尿行動、他の猫に対する攻撃、分離不安の補助的治療。
犬の処方目的:飼い主から離れることに起因する分離不安症治療の補助。
人の処方目的:精神科領域におけるうつ病・うつ状態。遺尿症。
(『最新版 獣医からもらった薬がわかる本』世界文化社より)
夜泣き、マーキング、室内でのパニック行動に効果的です。
アナフラニールの副作用
猫に「アナフラニール」を投与すると、次のような副作用がみられます。
傾眠(けいすい): 有効成分のクロミプラミン塩酸塩は、中枢神経系に作用するため、眠気や傾眠が生じることがあります。猫が活動的な場面で眠たげになることがあります。
食欲不振:アナフラニールの副作用の1つとして、食欲不振や体重減少が報告されています。猫が通常よりも食事を摂取しなくなる場合があります。
便秘:アナフラニールの使用によって、便秘が引き起こされることがあります。猫が排便の頻度や量に変化が見られる場合があります。
口渇:アナフラニールの服用により、口渇や唾液分泌の減少が生じることがあります。猫が水をより多く摂取することがあるかもしれません。
不安や興奮:一部の猫では、アナフラニールの使用によって不安や興奮が増加することがあります。猫が落ち着かない行動を示すことがあります。
運動能力の低下:猫の運動能力が低下することがあります。これは猫の活発さや遊びの欠如につながる場合があります。
アナフラニールのジェネリック
うつ治療薬「アナフラニール」にはジェネリックがあります。動物病院で処方される「アナフラニール」、その他のうつ治療薬の値段が高い場合、下記の通販サイトをご検討ください。私自身、何度も利用し、トラブルは一度もありません。
「うさパラ」というペットのお薬専門店です。
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いずれも
猫:通常、体重1kgあたりクロミプラミン塩酸塩として0.25~1mgを1日1回経口投与する。
犬:通常、体重1kgあたりクロミプラミン塩酸塩として1~2mgを1日2回経口投与する。