ヤマト運輸といえば、黒猫のロゴ。
このロゴには、「親ネコが子ネコを運ぶようにお客様のお荷物を丁寧に取り扱う」という気持ちが込められています。
このアイディアは、業務提携した米国の運送会社アライド・ヴァン・ラインズ社のマークを参考にしています。
これをロゴ調にしたのが、現在のネコマークです。
ところで、ヤマト運輸のトラックが目の前を横切ると不幸になる、といった話しを聞いたことがありませんか?
これは、ヤマト運輸のロゴが黒猫だからですね。
黒猫は不幸をもたらすというのは、中性のヨーロッパで、黒猫は魔女の化身だと言われていたからというのが定説です。
この話しから、日本でも黒猫は縁起が悪いと言われるようになったようです。
しかし、元々日本では、黒猫は縁起が悪いとされたことはありません。
夜でも目が見えるなどの理由から、黒猫は“福猫”として魔除けや幸運、商売繁盛の象徴とされ、黒い招き猫もあるほどです。
ドイツでは、右から左に黒猫が横切ると幸運が舞い込むと言われています。
イギリスでは、黒猫は幸運の象徴とされている地域があります。
このように、一時期ヨーロッパで不幸の象徴とされた黒猫ですが、黒猫は幸運の象徴という話しの方が多いのです。
これらは、何らかの事実が反映されている場合がありますので、ヤマト運輸のトラックを見ると幸運になれるというのが、本当のところなのではないでしょうか。