犬の反抗期について

人間の反抗期は、3~4歳頃(第一反抗期)と12~15歳頃(第二反抗期)。
 
3~4歳頃は、「イヤ」と言って親の言うことを聞かない事が多いですね。
 
12~15歳頃は、親や学校の教師など、権威ある者への反発が顕著にみられます。
 
さて、犬の反抗期は、生後半年から長くて3歳頃までと言われています。
 
人間でいうなら、10代から20代の年齢に相当します。
 
犬の厄年は7歳 犬・猫と人間の年齢の換算」 参照
 
どんな行動をとるか(例)
1.何かの音に対して急に吠えるようになる。
2.食事中に体を触ると怒る。
3.これまでできていた「おすわり」などの指示を聞かなくなる。
4.「わざと?」と思うくらい、トイレの失敗をするようになる。
5.手で触ろうとしたら噛みつく。
 
どう対応するか(例)
1.吠えると押さえつけたり、厳しく叱っていないかを見直す。熱心にしつけをやりすぎていないかを見直す。
2.頭などをなでながら、手からフードを与えるようにする。
3.指示に従わなかっても「おやつ」などでつらない。指示する言葉を変えてみる。
4.できれば、寝床とトイレの位置を離し、犬が起きたときか、2,3時間おきにトイレに誘導する。
5.「痛いっ」と言って、背を向ける。叩いたり、押さえつけてはいけません。
 
犬の知能は、人間の2,3歳児位で、200語位の言葉が区別できると言われています。
 
しかし、厳しく、しつこく、しつけをやると、犬の方はついていけず、強く反抗したり、ストレスを抱えたりするようです。
 
最近のしつけ方法は、「ほめる」が主流になっていますね。
 
しつけは何歳までに、ということはありません。
 
犬は何歳になっても学習しますので、根気よく、諦めないことですね。
 
 


 
 
 

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