段ボール箱を引き裂くのが好きなニャンコ(エリオット)。
これまで2つのダンボールをダメにしちゃったので、飼い主さんは、3つめのダンボールを引き裂く様子を撮影することにしました。
2015年9月10日に撮影開始。
上の部分がなくなりました。
それにしても、細かくかじりますねぇ。
2015年12月16日、全部なくなっちゃった。
ネタ提供元:ねとらぼ
なぜ噛んじゃうのか?
動画の猫は、大きさからして子猫ではなさそうです。子猫なら、歯が生えそろうころになると、ムズムズするので何かを噛みたくなる衝動にかられると言われています。
でも、子猫の頃からかみ癖をやめさせないと、電気のコードを噛んで、感電死するという事故が起こったりします。
また、子猫なら指を噛まれても痛くないので、甘えていると思って噛ませていると、人の指はおもちゃだと学習し、大きくなってからガブっと噛まれるとケガをすることがあります。
動画の猫は若い成猫のようなので、狩りの本能と遊びが合わさっていると思われます。
猫は犬のように躾けるということは難しいので、噛まれては困るもの、危険なものは片付けておくしかありません。
撫でてあげているのに急に噛むのは?
猫をなでていると、急に怒ったようにしたり、噛みついたりすることがあります。
これは「愛撫誘発性攻撃行動」と呼ばれています。
原因1:猫は顔や首周辺を撫でられるのが大好きです。でも、柔らかいお腹や足は急所ですので、そこを触られると本能的に身を守ろうとして、噛むという行動を起こします。
原因2:猫を撫でるときは、指の腹でやさしく撫でましょう。それは、指の腹で撫でる感触と、自分の舌で毛づくろいしている感触が似ているからです。
これを手のひら全体でお腹を撫でたり、足をギュッと握ったりすると、毛づくろいの感触とは違うので、警戒し噛みつくという行動を起こします。
原因3:猫を撫でていると、シッポを振っているときがあります。「気持ちいいのね」と思ったらいけません。シッポを振るのは「もいいよ」のサインなのです。
シッポを振って、耳を後に寝かせたら「もういいよと言ってるでしょ!!(怒)」のサイン。
ここでやめないと、最悪噛みつかれます。お腹や足を撫でても大丈夫な猫ちゃんでも、長い時間撫でられると大抵嫌がります。
理由もなく噛みつくのは?
よくわからいけど、噛みつくことがあります。これは専門家でも謎だそうです。
なんとなく噛みたくなったか、気まぐれではないかと言うことです。
参考:服部幸『ネコにウケる飼い方』(ワニブックス PLUS 新書)