食糞の原因は様々です。「あらゆる方法を試したけれどだめ」「色々やっている内に治った」など、状況も様々だと思います。
ですので、食糞をしだした、あるいはこれから犬を飼う方のために、基本と思われる対処法を書きます。ただし、室内犬の場合です。
ウンチをする時はだいたい決まっている
1日に何度もウンチをするものではなく、食事をした後、だいたい1時間以内か、食事前の散歩の途中です。
オシッコと同じく、愛犬がウンチをしている時に「ウンチ、ウンチ」とか「ワンツー、ワンツー」などの声を根気よくかけます。
そうすると、「ウンチ」という言葉で、ウンチをするようになる場合があります。
ウンチをしたら
「(食べては)だめ!」と叱らないこと。
叱ると、取られまいと、逆にあわてて食べてしまいます。
ウンチをしたら、呼び寄せて、おやつをあげたり、遊んだりして、ウンチから気をそらせます。
その間に、だまってウンチを片付けましょう。
そうすると、ウンチの後はいいことがあると思い、ウンチのことを忘れるでしょう。
食糞対策
フードを変えてみる
全く別の味のフードに変えると食糞が直ることがあります。
一気に変えると、フードを食べなくなりますので、新しいフードを1割、2割、半分と増やしていきましょう。(前のフードは9割、8割、半分と減っていきますよ[笑]。)
食糞防止用のスプレーやサプリメントを試してみる
ウンチが、いつも食べているフードのニオイがするので、食べてしまうというパターンです。
食糞防止用のスプレーは、ウンチに苦みのあるスプレーをかけて食べさせないようにするものです。パウダー式もあります。
「全く効果がない」という声も聞かれますが、直る可能性があります。
ウンチがいつものフードのニオイがすると言うことは、フードが未消化の状態でウンチに混ざっているのです。
この場合、腸内の環境が悪いという可能性があります。
つまり、腸内に悪玉菌がはびこっている状態ですね。
これを改善する=腸内を善玉菌優位にするには、ヨーグルトかサプリメントを与えるのが有効です。
留守番中
数時間の留守番なら、下の写真のようなクレートに入れておきます。
元々犬は穴のなかで暮らしていたので、苦痛ではありません。
しかし、人間との生活に慣れると、長時間は苦痛と感じるでしょう。
くいしんぼうが原因と思われる場合
1日に与える量を4、5回に分けて、満腹感をもたせる。
また、ドライフードだけの場合は、水でふやかして与え、同じく満腹感をもたせる。
以上ですが、うちのわんこは食糞の習慣はありませんが、食糞をする愛犬を長時間留守番をさせていた私の姉は、フードを変えることと、スキンシップの時間を増やすことで直ったと言っていました。
おやつにキャベツを少しあげていたら直ったとも言っていました。
結局、私の姉のわんこは、ストレスが原因となって食糞をするようになったのではないかと思います。
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