来客のチャイムが鳴ると吠えるので困るという話をよく聞きます。
ご近所の目もあるので、困りごとの一つですよね。飼い主の困りごととして、常に上位に位置します。
チャイムの音は、他人が来合図になっていて、犬は侵入者を追い払おうと吠えるのです。
しつけ本などには、解決方法が次のように書かれています。
解決方法
いずれも協力者が1人必要です。1人はチャイムを鳴らす役です。
(1)チャイムが鳴って吠えると、大きな音を鳴らす。例えばスリッパで床をたたいて、「ダメ」と叱るのです。これを繰り返して、チャイムが鳴ると吠えてはいけない、ということを覚えさせます。
(2)チャイムが鳴ったら、おやつを与えて意識をそちらに向けさせます。これを繰り返すと、チャイムが鳴ったときには、まず飼い主の方を向くようになります。そのようになったら、お座りをさせておやつを与え、しっかり褒めるようにします。
うちの愛犬の場合、(2)は効果がありませんでした。なぜなら、うちの愛犬は”おやつ”につられることはないのです(笑)。何かのご褒美におやつをあげよとしても食べません、よほど自分が欲しい時でないと。
(1)は効果がありました。でも一時的なもので、途中でやめました。なぜなら、人がチャイムの音に気づかない時に、犬が訪問者が来たことを知らせてくれて、助かることもあるからです。
「知らせてくれてありがとう」と言ってスキンシップをしているうちに、チャイムがなると私のいる所に来て吠えるようになりました。
「お客さんだよー」って知らせてくれるようになったのです。
でも、住宅環境や犬の大きさにもよりますよね。
“おやつ“や”叱る“などのしつけに、「おやつが欲しいからやってるだけー」「はいはい、わかりましたぁ」と犬の方は思っているだけ、と書かれている本もあります(笑)。